tag:blogger.com,1999:blog-381803102024-02-28T05:17:53.152-08:00The Otophonics Labs. - 立体音響 Otophonics立体音響システムotophonicsに関するブログです。
Otophonics(オトフォニクス)はインナーイヤフォンやヘッドフォン、特殊なスピーカーなどを用い、前後や上下に広がる空間が再現可能な立体音響システムです。otophonicshttp://www.blogger.com/profile/12338426573578500407noreply@blogger.comBlogger32125tag:blogger.com,1999:blog-38180310.post-23596826723371340522011-08-29T18:49:00.000-07:002011-08-29T20:58:38.808-07:00<div>数日前、久々に関東を離れて小旅行をして参りました。</div><div>そこでお知り合いになった素敵なご夫妻と、夕食時にとあるカフェの話題で盛り上がりました。カフェ謹製のスコーンが大変おいしく、よくミックス粉を買っては自作してもいたのですが、残念なことに数年前に粉の販売が終わってしまいました。</div><div>そこで、なければ作ってしまえとばかりに舌と記憶で再現をしたところ、そこそこのものができました。せっかくなのでここで公開してみます。宜しければ皆さんも作ってみてください。名付けてオトフォニクスコーン。</div><div>最初のバージョンでは強力粉が多くややしっかりもったりしていたのですが、2007年頃に割合などを変えて、小容量のオーブンでもざっくりするように改良したものです。</div><div>
<br /></div><div>オトフォニクスコーン</div><div>
<br /></div><div><div>材料:</div><div>ハルユタカ全粒粉強力粉150g</div><div>薄力粉(バイオレット)350g</div><div>原糖45g</div><div>塩5g</div><div>ベーキングパウダー10g</div><div>無塩バター150g</div><div>牛乳250cc</div></div><div>
<br /></div><div>付け合わせ:</div><div>クロテットクリーム(あればダブルクリーム)</div><div>ブルーベリープレザーブなどお好みで</div><div>
<br /></div><div>手順:</div><div><div>牛乳に砂糖を溶かしておく</div><div>
<br /></div><div>このあたりで自分のオーブンの加熱時間を見つつ180°に予熱しておきます</div><div>
<br /></div><div>牛乳と砂糖とバター以外の材料を全て混ぜる</div><div>バターは細かくして粉に混ぜて、バターの粒が無くなるまでよく混ぜる</div><div>
<br /></div><div>砂糖を溶かした牛乳を合わせて、なめらかにする</div><div>
<br /></div><div>トレイにオーブンシートを敷き、スプーンでピンポン球ほどの生地を掬ってざっくりと載せ並べる</div><div>意外に膨らむため、間隔は十分開けること</div><div>
<br /></div><div>180℃のウォーターオーブンで25分ほど加熱</div></div><div>
<br /></div><div>ウォーターオーブンがない場合は当然普通のオーブンで大丈夫です。</div><div>ヘルシオなどのスチームコンべくションオーブンで仕上げると失敗が少なく、生地がフワリサクリと仕上がります。</div><div>粉はハルユタカがなければ普通の強力粉で問題ありません。同様にバイオレットがない場合もフラワーなどで十分です。</div><div>ただし、その場合はグルテン量に応じて若干割合を変えた方がいいかもしれません。ハルユタカよりもハートやイーグルの方がグルテン量が多いため、強力粉を少し減らし薄力粉をその分増やします。</div><div>粉を加える際はふるった方が安心ですが、このレシピの場合ふるわなくてもそこまで問題はありません。</div><div>
<br /></div><div>原糖とはいわゆるモラセスシュガーのことですが、なければ白糖で大丈夫ですが、砂糖の風味はやや落ちます。バランスとしては手に入りやすいきび砂糖がいいかもしれません。</div><div>バターも有塩しかない場合は有塩で問題ありません。むしろそちらの方が好みの方も多いでしょう。</div><div>
<br /></div><div>作る際のポイントは、まず牛乳を粉と合わせる際に練らないこと。混ぜることに集中するあまりつい練ってしまうミスが多いのですが、強力粉にはグルテンが多く含まれるため、混ぜるだけでも十分です。練ってしまうと重くて堅いスコーンになってしまいます。</div><div>
<br /></div><div>次にお砂糖をよく牛乳に溶かしておくこと。後から混ぜるよりも味がなじみやすく、練りすぎ防止にもなるため失敗が減らせます。</div><div>
<br /></div><div>クロテットクリームはナカザワから手軽でおいしいものが発売されています。</div><div>元々のお店でもおそらくそれを使用しているはず。本式で行くならダブルクリームですが、滅多に手に入りません。</div><div>
<br /></div><div>ブルーベリープレザーブはゆるゆるのものがオリジナルに近いのですが、ここはお好みでどんなジャムでもプレザーブでも大丈夫でしょう。</div><div>濃いめの紅茶をすっきり淹れてお手軽なティータイムにいかがでしょうか。</div><div>
<br /></div>otophonicshttp://www.blogger.com/profile/12338426573578500407noreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-38180310.post-86326357429359141032011-08-03T10:42:00.001-07:002011-08-09T22:17:10.746-07:00今までこちらでは一切告知をして参りませんでしたが、本日株式会社カプコン様より、任天堂3DS用ゲーム
<br /><span class="Apple-style-span">謎惑館(なぞわくやかた) 音の間に間に</span>
<br />が発売になります。
<br />立体音響研究は糊口をしのぐための仕事の合間にライフワークとして行っているため、どうしても連絡や折衝に割く時間がなく、CDの頒布依頼フォームとこのブログのコメント欄以外の連絡方法はありませんでした。であるにもかかわらずお声がけをいただき、最終的にこのような形でお役に立てたことが今でも半ば信じられない思いです。
<br />
<br /><div>録音方法が特殊な上、機器の関係でさらに特殊さが上塗りされたような状況でしたが、スタッフの方々も声優さん方も暖かく接してくださって楽しく仕事が出来ました。この場をお借りして、皆様本当に本当にお疲れ様でした。</div><div>
<br /></div><div>使用されているボイスやSEはすべてオトフォニクスという訳ではありません。モノラル、3DS内蔵のリアルタイムバイノーラルなども併用されています。</div><div>リアルタイムバイノーラルは頭部伝達関数を用いて任意の場所にモノラル音声を定位できる技術です。</div><div>演算によって任意の定位が動かせるため、オトフォニクスのような音場記録方と異なり、本当の意味でゲームに向いている、使いやすい方式です。</div><div>そのようなものがちゃんとあるのにオトフォニクスのような面倒な録音方法を採用してくださった理由は様々あるのでしょうが、私の個人的な推測では、おそらく音場記録方式特有の<b>実在感</b>ではないかと思います。</div><div>耳元でキャラがささやくとき、リアルタイムバイノーラルは耳の位置にある点音源が全方位に音波を放射するのみですが、オトフォニクスではキャラを演じる声優さんの肉体の気配も含めた音場を記録するため、隣にキャラさえも超えて声優さんが実在し、耳元でささやきかけてくる、そんな音になっていると思います。</div><div>
<br /></div><div>声優さんの演技以外にも意外なシーンで使われているので、お求めになった方は色々なシーンで耳を澄ましてみてください。</div><div>幸いにも今月11日から3DS本体は1万円もの値下げが行われ、より手に取りやすい価格になります。</div><div>事実上の値下げ後のローンチとして、この不思議な世界に耽溺してみてはいかがでしょうか。</div><div>
<br /></div><div>というわけで、Otophonicscapeともどもよろしくお願いいたします。</div><div>
<br /></div>otophonicshttp://www.blogger.com/profile/12338426573578500407noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-38180310.post-86965071143911313112011-07-31T18:33:00.001-07:002011-07-31T18:43:48.724-07:00本日新しいCD Otophonicscape(オトフォニクスケープ)をリリースいたしました。<br><br />オトフォニクスとサウンドスケープを合わせた造語ですが、立体音響によるサウンドスケープ的な意味です。<br><br />今回のCDにはCDのレッドブックで規定された最大容量である74分に対して、ぎりぎりともいえる73分50秒をノンストップCDとして作成してあります。トラック数は69トラック。デモCDにふさわしく、短いトラックが次から次へと繰り出されるので、色々な音場を瞬時に渡り歩くような体験が出来るかもしれません。<br><br />内容としては以前にテストで頒布していたOtophonic Gadgets 2007と同じトラックが含まれるため、以前に頒布を受けてくださった方はだいたい半額にて頒布させていただきます。半額頒布に期限はありませんが、原則としてOtophonicscape頒布終了までの対応となります。<br><br />詳しくは<a href="http://otophonics.com/Otophonicscape.html">こちら</a>のページをご覧ください。<br>otophonicshttp://www.blogger.com/profile/12338426573578500407noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-38180310.post-78397193867447597772011-07-14T19:04:00.000-07:002011-07-14T19:05:02.197-07:00前回のCDはその時点での成果をまずは形にして、興味を持ってくださった皆さんにまずは聞いていただく目的で作ったものでした。<br />どなたにお出ししても恥ずかしいことのないようにこだわった、CDそれ自体が作品のようなものでした。<br />なるべく品質にもこだわり、国産最良の太陽誘電製のメディアを用い、信濃絹糸製のドライブで書き込みを行い、16P(表紙含め20P)のブックレット、バックインレイ、キャップなどもCDの規格に合わせたものをすべて手作りし、少量ずつ一枚につき数時間かけてひとつひとつ手作業で形にしては発送しておりました(いわばマニファクチュアです)。<br /><br />CDを焼き、両面印刷されたブックレット本紙を表紙と重ねて折り、製本用ホチキスで止め、裁断し、バックインレイとキャップを印刷して裁断し、折りの部分には点線カッターをかけてから折り、レーベルを印刷してスタンパで貼り付け、アセンブルしてからキャラメル包装代わりにビニールケースに収める…。<br /><br />そうやって作ったCDを並べて、まるで工業製品のように同じ姿で整然としているのを見て不思議な感慨に襲われたものです。現代の工業規格に極力沿ったものを作っているので、そのままCDショップの棚に紛れ込ませてもパッと見にはまず気づかれない。であるにもかかわらずすべては手作業で作られた家内制手工業。<br />こういったものを特に宣伝することもなく細々と頒布していました。<br /><br />立体音響に興味のある方が探してくださって有難いことに頒布を依頼してくださり、様々な人の手にわたっていきました。<br /><br />そして十分にいきわたったのでしょう。今年に入ってからは頒布の依頼が来ることはなく、スナップショットの頒布は無事に終了しました。<br /><br />今はその後の音源なども併せてリファレンスになるデモCDを作成しています。<br />月末までにアナウンスできると思います。以前頒布を受けてくださった方に特典も企画中です。<br />お楽しみにお待ちくださいませ。otophonicshttp://www.blogger.com/profile/12338426573578500407noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-38180310.post-91221875098916750462011-04-22T08:20:00.000-07:002011-04-23T21:32:33.113-07:00<div>前回予告していた動画の内、新宿については本日アップロードいたしました。</div><div><br /><!-- object width="425" height="350"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/pyNvoYoBSdM"></param><param name="wmode" value="transparent"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/pyNvoYoBSdM" type="application/x-shockwave-flash" wmode="transparent" width="425" height="350"></embed></object --><br /><font color="gray">内容改変のため一端削除します</font><br><br><br /></div><div>新宿駅南口改札から甲州街道を渡って戻ってくるだけの簡単な動画ですが、音場は様々に変化するのでおもしろいのではないかと思います。</div><div>なお、これは立体撮影されたものの内、左目にあたる情報のみを取り出しています。</div><div>そこで、左目のみで画面に対して気持ち右の方が見られればもっとも正確に再現できます。</div><div>ニコニコ動画にも投稿したのですが、時間が悪かったせいかまったく伸びなかったため、明日の夕方にでもアップし直す予定です。</div><div><br /></div><div><br /></div>otophonicshttp://www.blogger.com/profile/12338426573578500407noreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-38180310.post-57074093871014610932011-04-04T10:26:00.001-07:002011-04-04T17:55:03.608-07:00ニコニコ動画及びYoutubeに動画を投稿してから数年経ちました。<div>じつは投稿してから程なくして研究を行う時間が減り、極力開発に費やすために時間を使ったため、伴って動画も半ば放置された形になっていました。</div><div>再開に当たってこれらもチェックしたところ、ニコニコで消さなかった方(都庁)の動画が数万、youtubeに至っては30万を超える再生数になっていて大変驚きました。</div><div>やっと再開した以上はもう少しこうしたデモ用の動画も作成していこうと思います。</div><div>それにしても、当時はノウハウが無かったとはいえ、超高画質タグが付いてしまうのも苦笑いしつつ納得できてしまう画質のひどさ。</div><div>当時のカメラが全く動画に向いていなかった上にエンコードの知識も乏しかったのだから目もあてられない。</div><div>ウェブサイトに上がっている方は若干マシだとはいえ、それもSerensonでエンコードされているflvであるためブロックノイズの塊といった感は否めません。</div><div>当時の動画のソースを元に再度エンコードするよりも、ここは新しい動画を作っていくのが望ましいでしょうか…。</div><div><br /></div><div><br /></div>otophonicshttp://www.blogger.com/profile/12338426573578500407noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-38180310.post-75985285979078250232011-03-24T03:51:00.000-07:002011-03-29T20:20:34.678-07:00<div>Otophonicsは死んだのでしょうか。</div><div><br /></div><div>いいえ。</div><div><br /></div>私のOtophonicsは長いこと休止していたのですが、結局再開の道を選びました。<div>現在旧Gadgetsの音源を大幅に新規音源と入れ替えた新しいCDを制作中です。</div><div>また、気鋭の作曲家にして朋友小野貴史のアルバム、ニコニコ動画などでも知られるというあるPさんのアルバムなどを制作の予定です。</div><div><br /></div><div>音源を求めてこのブログまで来られた方は、音楽方面への応用として、小野貴史の作品集をお聴きになってみて下さい。</div><div>youtubeのotophonicsチャンネルにあります。</div><div><a href="http://www.youtube.com/user/otophonics?feature=mhum">http://www.youtube.com/user/otophonics?feature=mhum</a></div><div><br /></div><div>ところで、最近判明したのですが、最近のPCやポータブルプレーヤーはかなりDSPを積極利用していて、例えばあるノートパソコンのWindows7モデルでは、最初からDSPによる「音の明瞭化」が有効になっている模様。</div><div>このような環境では立体音響は立体に聞こえません。</div><div><br /></div><div>必ずサラウンドや低音の補正などの音質補正は切ってお聴きください。</div><div><br /></div><div>また、視聴に際してはインナーイヤフォンがお勧めですが、当初リファレンスとしていたソニーのMDR-EX90は数年前にディスコンとなり入手できない状況になっています。</div><div>その後リリースされたMDR-EX500SLも同様に良好で、これをお勧めしていたのですが、最近偶然購入したオーディオテクニカのdipが非常に良好で驚きました。</div><div>前記二つのイヤフォンはどちらも¥10,000を超える、低価格とは言い難いモデルだったのですが、dipは実売で¥1,500程度と非常にお手頃。それでいて低音も豊かに再生し、価格以上の音がします。ちょっと悔しいレベルです。</div><div>耳当たりはがさがさしていてコードも固く当たるたびにごそごそいうなど、決して快適とは言い難いのですが、音は価格帯を超えていると思います。</div><div>Otophonicsをお気軽に聴きたい場合、このイヤフォンならお勧めできます。</div><div>もしこのブログをごらんのメーカーさんなどでお勧めがありましたらご紹介頂けますでしょうか。</div><div><br /></div><div>というわけで、Otophonicsブログも再開です。</div>otophonicshttp://www.blogger.com/profile/12338426573578500407noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-38180310.post-83275982872782482662007-06-30T07:53:00.000-07:002007-07-03T02:08:02.128-07:00本日二つ目の投稿です。<br /><br />少なくない方々から「otophonicsのリファレンスヘッドフォンを教えて欲しい」という要望がありました。<br /><br />個人的に特定の製品だけを推奨していると取られかねないのでその公開には消極的だったのですが、今日までにさまざまな環境で自分自身も試聴を行ってきた過程で、確かに試聴用のデバイスの差異による前後の定位判定のばらつきは看過できないほど大きなものだという結論に達しました。<br />前方で鳴るべき音が後方で定位してしまう人の多くが、いわゆるオーディオ用ヘッドフォン…オーバーヘッドバンド型のヘッドフォン…それもオープンエア型のものか、あるいは携帯用音楽再生機などに付属の簡易型インナーイヤフォンを使ってらっしゃいました。<br />頭部形状の差異に脳が適応すれば、そのようなデバイスでも脳が記憶を元に補完する情報で前方からの音が感じられるものですが、それでも慣れているはずの私でさえ前方定位しないというヘッドフォンの多かったこと。<br />これはユニットの経年劣化だけでなく、ヘッドフォンがオーディオ用途として音作りを行っていることとも無関係ではないと思われます。言い換えれば、本来録音時に記録された情報が極力無加工で脳に届けられてこそ判断できる内容が、オーディオ用途のヘッドフォンによっては歪められてしまっているということです。<br /><br />そこで、otophonicsを視聴する際にどのような条件のデバイスが最適なのかを挙げます。まず大切なことはモニターヘッドフォンもしくはモニターイヤフォンであることです。オーディオ製品はいわゆる「味付け」が行われており、その為に周波数や位相がかなりひずんでしまいます。otophonicsのような立体音響は測定機器並みとまでは言わないまでも、ある程度フラットな周波数特性を録音時再生時ともに要求しますので、一般的なオーディオ用ではなくスタジオモニター用などの味付けを行わない機器が適しています。具体的には<br /><br />・カナル型かそれに近いインナーイヤフォンであること<br />・周波数特性がフラットであること(低音の強調などの操作を行っていないこと)<br /><br />となります。<br />カナル型インナーイヤフォンであれば、例えオーディオ用であったとしてもヘッドフォンでありがちな耳介の形状を考慮した音作りは行われていないと思われます(また厳密なカナル型でなくともイヤーチップが音の出口になるため事実上非常に近い特性を持ちます)し、その中でさらに周波数特性がフラットなものであれば、録音時の音場を極力加工することなく脳に届けることができます。<br /><br />現状私が検証時に使用しているものはSONYの<span class="fsM">MDR-EX90SLという機種です。その前は同じSONYのMDR-Z900というヘッドホンでした。<br />別に私は特にSONY製品だけを使っているわけではないのですが、前者は価格、後者は縁でそれぞれ使用しています。<br />出来ればあらゆるメーカーのカナル型イヤフォン及びモニターヘッドフォンで検証してみたいのですが残念ながら資金がありません…。もし協力してくださるメーカーさんがあったら是非検証させてください。<br /><br /></span>さて、そういうわけで前方定位のはずが後ろに折り返してしまった数名の知り合いの方に前記のインナーイヤフォンを使って聴き直してもらったのですが、今のところ全員が何らかの定位の改善を見ています。その状態で聞き続ければ脳が学習するだろうと確信するに充分でした。また半数は音が前から聞こえるようになったとのことでした。<br />音楽を聴いているときにはついつい意識しないヘッドフォンやイヤフォンですが、このような音源では細心の注意を払って選ぶ必要があると改めて確信しました。otophonicshttp://www.blogger.com/profile/12338426573578500407noreply@blogger.com4tag:blogger.com,1999:blog-38180310.post-16315619321457985252007-06-30T07:48:00.000-07:002007-06-30T07:53:22.530-07:00<span style="font-weight: bold;">人のいない </span>という状況に遭遇するのは非常に難しいです。<br />今録音している素材は季節限定であるにもかかわらず、録音対象以外にも今しか遭遇できない見所があるため、平日であろうが夜であろうが車で乗り付けて騒ぐ人々が引きも切りません。<br />そうでない季節には車どころか人すらもまばらな場所なのに、うまくいかないというかうますぎるというか…<br />もう少ししたら終わってしまう季節の風物を捕まえにまた出かけなければなりません。<br />問題は時間ですが…otophonicshttp://www.blogger.com/profile/12338426573578500407noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-38180310.post-3791103299622507252007-06-06T18:38:00.001-07:002007-06-06T18:41:38.770-07:00水面下ではいろいろと進んでいるのですが、他の細々とした仕事が忙しかったりして、なかなか更新できずにいます。<br />今回企画しているCDの為、もう少ししたら録音にも出かけなければなりませんし、はやる気持ちを抑えるのが大変です。<br />立体録音で聴いたら楽しそうな音はたくさんあるので、ちょっとずつでも集めて行ければと思っています。otophonicshttp://www.blogger.com/profile/12338426573578500407noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-38180310.post-37877121899889340172007-05-23T06:11:00.000-07:002007-05-23T06:20:10.883-07:00当サイトのウェブにおける大先輩でもある<a href="http://www13.ocn.ne.jp/%7Eisospace/">Isophonic Laboratory</a>さんから非常にすばらしいレビューを頂きました。<br />Otophonic Gadgets 2007は複数年にわたる録音の集大成といった意味合いもあるのですが、こちらの意図すること、反省点、気をつけた点などあらゆるポイントをすべて把握して頂き、作成したものとしてこれ以上ない幸せを感じています。<br /><br />今年はIsophonic Laboratoryさんの新作が企画されているとのことで、いちリスナーとして非常に楽しみです。いったいどのような音の世界が聞けるのかと思いつつ、こちらも一所懸命ネタ集めに奔走しなければと思いを新たにさせて頂きました。<br /><br />友人のコンサートに関してはポストプロセスの上CDも完成し、本日引き渡しを行いました。許可が出ればジャケットなどをウェブサイトで公開できるかもしれません。otophonicshttp://www.blogger.com/profile/12338426573578500407noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-38180310.post-62293573995585356922007-05-14T04:34:00.000-07:002007-05-23T06:11:05.845-07:00友人のコンサートを立体録音してきました。<br />前回の録音時はホールの特性、録音時のレベル設定、ソフトウェアのバージョン(1.99.236)などの問題で充分な立体感が得られなかったという苦い経験が残ったため、今回はそのときの反省点をすべて改良して臨みました。<br />結果は上々。なかなか普通聴くことの出来ない、ホールの雰囲気そのままの録音となりました。<br />プライベートなものだからお聴かせできないのが残念です。otophonicshttp://www.blogger.com/profile/12338426573578500407noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-38180310.post-29357796764112044062007-05-09T06:10:00.000-07:002007-05-09T06:17:28.742-07:00ここしばらくなぜかヨーロッパの方が多く訪れてくださるようになっています。<br />いったいどうやってこのサイトを知ったのか不思議だったんですが、考えてみればYouTubeにデモをアップしていたわけで、そこに書かれていたURLでジャンプしてくださったようです。<br />ありがたいことですが、英語ですら用意できていないこのサイトで多国語対応なんていったいどれほど先になるんでしょうか…。otophonicshttp://www.blogger.com/profile/12338426573578500407noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-38180310.post-75976100094449249222007-05-05T09:25:00.000-07:002007-05-05T09:50:04.520-07:00<a href="http://www13.ocn.ne.jp/%7Eisospace/index.html">Isophonic Laboratory様</a>と相互リンクをさせて頂きました。<br />ここに書くまでもなく、isophonicといえば日本における立体音響の雄。holophonicsの謎を解き明かしたウィザードのサイトです。そのようなすばらしいサイトに身に余るお褒めの言葉を頂き感無量です。<br />まだ万一訪れたことがないという方がいらしたら、是非ジャンプすることをお勧めします。大自然のホロフォニクスとでもいうべきすばらしい立体音響を始め、美しい写真や詳しい理論紹介など盛りだくさんです。<br />個人的には猫の悪さが非常に非常に気になっています。<br />なお、ご紹介頂いた際にisophonic様も書かれていたことなのですが、実際mp3でデモを作成した場合、一番困るのは高域がだいぶスポイルされてしまうことなのです。そこで極力音質を上げようと160kbpsなどで作成すると、今度はブラウザでの再生に支障を来します。したがって、音の分離や定位などをある程度以上あきらめて、とにかく雰囲気だけでも味わって頂きたく公開しているというのが現状です。<br />isophonicデモも非常に気を遣って作成されていつつも、全く同様の問題を持つのはmp3である以上仕方なく、やはり超高域は見事に落とされているのです。<br />実際私は<a href="http://www13.ocn.ne.jp/%7Eisospace/index.html">Isophonic Laboratory様</a>制作のCDを複数枚所持しているのですが、どれもウェブで聴くとは大違いと言っていいほど透明で奥深い音場を再生します。<br />isophonicはmp3で聴いても美しいですが、やはりCDで真価を味わって頂くべきだと一ユーザーとして思います。otophonicshttp://www.blogger.com/profile/12338426573578500407noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-38180310.post-14522378290752551972007-05-03T23:55:00.000-07:002007-05-03T23:57:04.360-07:00せっかくすばらしい音が録音できるチャンスだったのですが、本日は体調を崩してしまい行くことができませんでした。残念極まりありません。<br />次回のチャンスを待ちたいと思います。otophonicshttp://www.blogger.com/profile/12338426573578500407noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-38180310.post-30209800365384494892007-05-01T07:02:00.000-07:002007-05-01T07:31:53.572-07:00ここ数日、圧縮率を上げてはアップロードし、モノラルに変換されているのを確認しては削除し、また圧縮率を上げてはアップロードしを繰り返しています。少々疲れました。<br />YouTubeはアップロード時、「ステレオであることを優先して映像の質を落とすか?」というチェックボックスを是非つけるべきだと思います。私は間違いなくチェックを入れます。<br />というわけで、未だにYouTubeには新宿のデモが上げられずにいます。音質はMP3/128bps未満には落としたくないので、どうしてもここをこだわると画質を落として行かざるを得ません。<br />痛し痒しです。<br />しかしながら、ニコニコ動画に上げた方は意外に好評みたいで、たまに覗いてはコメントを読むのが楽しみになっています。<br />あちらにコメントしたくなる気持ちをぐっとこらえてこちらに書きますが、「音が前で聞こえない」という書き込みを見ました。実は、前に音が回ってこないというのはよくあることです。前方定位というのは方式を問わず昔からいろいろと試行錯誤が行われてきたという歴史もあります。<br />有名なホロフォニクスに於いてすら、前方定位は完全なものではありません。こと日本人などのアジア人では前方の音が認識できなくなるケースが多かったと聞いています(自動車やロケットカーが通過する時などに顕著)。<br />理由の一つは頭部形状にあります。人間が音を認識する際、バイノーラルでも言われている通り、頭部形状を音声加工用のフィルタとして用いています。これが前方の音になると、音波が耳介に到達するまでの頭部形状が左右対象形になるために、ほぼ同じ加工が行われるため、音が前方で鳴っているのか頭内で鳴っているのかが区別しづらくなるという現象が起こります。<br />これを補うために人間は視覚を補助に用い、前方に見えているものと前方で鳴っているかもしれない音声を結びつけ、前方定位を行っている傾向があります。<br />無論それは一面的な見方で、otophonicsでもこれとは異なる方向(音波干渉の利用)で前方定位を学習によって意識しやすくなるような加工を施しています。<br />いずれにしても、頭部や耳介の形状が録音に用いているユニットと大きく異なる場合、脳がこちらのユニットの頭部形状を把握するまでは定位が曖昧になることは充分に考えられることです。<br />従って、otophonicsCDであれば解説を読みながらイメージすることで。また動画デモであれば動画を注意深く見ながら前方の映像と音を結びつけるようにイメージすることで、比較的速く学習を行うことができ、脳のモードを切り替えやすくすることができます。<br />興味のある方はぜひお試しください。<br /><br />なお、ウェブ経由ではデモできないのが残念ですが、Experience Equalizerによる動画を見れば、それは映像が立体になっていますので、より速く的確に定位の把握ができます。otophonicshttp://www.blogger.com/profile/12338426573578500407noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-38180310.post-17748423928394274512007-04-29T03:32:00.000-07:002007-04-29T03:37:40.926-07:00例によってニコニコ動画に<a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm215095">新宿のデモ</a>をアップロードしました。<br />本当はYouTubeにもアップロードしたのですが、音声がモノラルに変換されてしまっていましたので削除しました。<br />海よりも都市の方が普段の生活圏に近い人にとっては、前回のデモよりもより立体の把握がしやすいでしょう。otophonicshttp://www.blogger.com/profile/12338426573578500407noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-38180310.post-79649294884357596792007-04-27T18:48:00.000-07:002007-04-28T02:47:50.473-07:00ゴールデンウィークだというのに日常生活に忙殺される日々が続いています。<br />本来ならこういったチャンスを逃さず、ちゃんと研究や開発に邁進するのが正しい姿なのでしょうけれど、まとまった時間が取れないのはつらいものです。<br />さて、新しい動画デモをアップロードしました。場所は<a href="http://otophonics.com/demo/">ここ</a>です。ところで、本来は音声技術からスタートしたotophonicsがなぜ動画デモもアップロードしているのかというと、音声で聴いたときおもしろい音ばかりだとは必ずしも言えないからです。<br />たとえば今回の都庁周辺も、動画をなくして聴いてみればさっぱり何がおもしろいのか分からない音声になります。<br />せいぜい近くを人が通っていく音、左の視界の外から後方に走り去るバイクの音、前後に行き違う自転車程度のもので、そこが新宿の都庁前であることを示すようなものは何もありません。<br />これに象徴されるように、単に同じ技術を用いた立体音響のコンテンツであっても、音そのものを楽しむためのコンテンツ(サウンドスケープ)と、まだ不完全ながらもある場所にいることを疑似体験するためのコンテンツ(エクスペリメントイコライズ)は、明確に録られるべき音も目的も異なっています。<br />エクスペリメントイコライズのための技術はまだまだ開発中で、しかも本来再生のために専用のハードウェアを用いなければならないため、ネット経由で公開できるのはあくまでも雰囲気の極々一端を体験して頂ける程度の非常に不完全なデモということになります。<br />それでも、サウンドスケープとは明確に異なる方向性を感じて頂けるのではないでしょうか。<br />ちなみに、先日も書いた内容と重複する部分がありますが、この程度の動画からでも臨場感を感じる方法はあります。それは「できるだけ大きな画面で、片目で、音像と画像ができるだけ一致する、できるだけ近くから視聴」するというものです。<br />ピントの合うぎりぎりまで近づくことで、視野の大部分を動画が占めることになります。また、片目で見ることで立体感がスポイルされて脳のモードが切り替わるのも先日書いたとおりです。<br />他にもあるのですが、これに関してはコンテンツができ次第また書こうと思います。otophonicshttp://www.blogger.com/profile/12338426573578500407noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-38180310.post-68488347429151478062007-04-24T07:11:00.000-07:002007-04-24T07:33:02.160-07:00なかなか時間が取れなかったため時間がかかってしまいましたが、ようやく試聴用の音声ファイルの編集が終わりました。<br />Otophonic Gadgets 2007の詳細ページからお聴き頂けます。<br />まずは<a href="http://otophonics.com/main_CD.html">こちら</a>からCD頒布のページに飛んで頂き、Otophonic Gadgets 2007のジャケットをクリックし、画面を下にスクロールして頂きますとトラック一覧があります。<br />一覧中、トラック番号の後ろにある再生ボタンでご試聴頂けます。<br />試聴用に各トラックから約10秒を切り出しておりますが、Clair de lune(ドビュッシーの「月の光」)のみは30秒程度切り出してあります。<br /><br />なお、再生にはインナーイヤフォンかヘッドフォンをお使い頂き、耳に負担のない範囲で極力大きなボリュームでお聴き頂くことをお勧めいたします。ただし、雷など非常に音圧の高い音もありますので、くれぐれも音量の上げすぎにはご用心ください。初めは小さな音でお聴き頂く方がよろしいかと思います。<br />ただ、Otophonicsはより自然で脳に負担のかからない音を目指しておりますので、干渉をいたずらに強調するような処理をしていない関係上、小音量では音の実在感や臨場感がスポイルされがちになりますので、安全な範囲内で音量はなるべく大きくしてお聴きください。otophonicshttp://www.blogger.com/profile/12338426573578500407noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-38180310.post-213270687742118932007-04-23T14:56:00.000-07:002007-04-23T14:59:22.009-07:00友人が一部のドキュメントを英訳してくれました。<br />ゆくゆくは日本語と英語のドキュメントを完全にを分けられたら理想ですが、現状は両者を混在した状態にしてメニューに配置しました。otophonicshttp://www.blogger.com/profile/12338426573578500407noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-38180310.post-73907356606489120722007-04-23T06:12:00.000-07:002007-04-23T06:18:56.994-07:00動画デモは不完全なものです。<br />実際、想定しているのは立体動画で、これは交差法や平行法で無理矢理お見せすることはできるのですが、やはり負担が大きいためお勧めはできません。<br />そこで、動画部分に関しては通常のものを使用しています。<br />そんな動画の臨場感を増すためにお勧めなのが、<span style="font-weight: bold;">片目で見る</span>というものです。片目で見ると遠近感がスポイルされるため、脳は素早くモードを切り替え、動きを元にした遠近感の推測を強調するようになります。同時に、目に対する負担を考えないと行けないものの、ディスプレイに極力近づくことによって視界を広げます。この相乗効果で立体映像には及ばないものの、相当臨場感をあげることができるはずです。<br />ただし、疲れ目と三次元酔いにはくれぐれもご注意ください。<br /><br />今日は新しいデモを一つアップし、同時にメニューからデモページへのリンクを張りました。otophonicshttp://www.blogger.com/profile/12338426573578500407noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-38180310.post-37999572217949303182007-04-20T17:39:00.000-07:002007-04-20T18:43:27.452-07:00じつは一昨日の深夜、YouTubeにも動画デモを投稿していたのですが投稿後数時間たっても反映されなかったため、てっきり失敗したものだとばかり思っていたのですが、今朝確認してみたところ、どうも公開されていたらしく、すでにviewやratingが上がっていて驚きました。<br />YouTube侮れません。いったいいつの間に誰が検索するんでしょう。<br /><br />なお、場所は<a href="http://www.youtube.com/watch?v=FQqSOXaxzOU">ここ</a>です。<br /><br />ところで、前々から何か違和感はあったんですが、どうもサーバの時間が日本時間に合わせられていないようです。これを投稿したのは4月21日9:40AMごろなので、どの投稿も投稿日時より表示時間が約16時間ほど遅れているということになります。<br />早く直して欲しいものです。otophonicshttp://www.blogger.com/profile/12338426573578500407noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-38180310.post-26300678079878331022007-04-19T18:13:00.000-07:002007-04-19T18:19:47.909-07:00ニコニコ動画に動画デモを投稿してみました。<br />場所は<a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm171466">こちら</a>です。otophonicshttp://www.blogger.com/profile/12338426573578500407noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-38180310.post-78435800653752108032007-04-19T04:08:00.000-07:002007-04-19T05:15:35.072-07:00otophonicsの行き着く究極の姿としてずっと研究しているシステムがあります。仮にExperience Equalizer(以下EE)と名付けられたそのシステムは、完全な立体視システムとotophonicsを組み合わせることにより、ある空間における視覚及び聴覚の体験を他者と共有することができるという、完成すれば究極のAV体験が可能なものです。<br />ただし、立体音響はスピーカーが二つあれば可能なのですが、視覚の方はそうも行きません。そこで、現在専用のハードウェアの研究を行っています。<br />今回環境音のデモンストレーション作成を行う際、PCでちょっとだけでもその雰囲気が味わえるようなデモが作成できないかなと思い立ち、ここ数日方法を検討していたのですが、ようやく現実的な落としどころに着地しました。<br />結果的に、EEシステムを取り付けたNASSU(otophonics収録に使用しているサウンドシステムです)の右目の視覚情報のみを取り出し、これをotophonicsと組み合わせて立体音響付き動画を作成しました。<br />動画はただでさえ試験中のシステムから作成している上に圧縮率の高いflvのため、荒い上に視野も狭いのですが、それでも雰囲気の一端は味わって頂けるのではと思います。<br />なお、この動画に限らないのですが、otophonicsは音圧を稼ぐような処理を行う通常のミックスダウンと異なり、すべての音量帯域を聴覚の音量帯域に合わせるようにしています。<br />また、小ボリュームでも効果が高く得られるようにするには単純にリファレンスサウンドの干渉を脳が行うよりも高く設定すればいいのですが、それでは聴き疲れがしやすく、また若干自然さが損なわれてしまいますので、otophonicsでは自然な干渉度に設定しています。<br />従って、視聴時には耳に無理のかからない範囲でなるべくボリュームを上げてお聴きくださいますと、最も高い効果を得ることができます。ただし、くれぐれも耳に負担のかからないようにお願いいたします。<br /><br />デモの場所は<a href="http://otophonics.com/demo/">こちら</a>です。<br />まだメニューからはリンクを張っていないので、ブログを見て頂いた方限定です。<br /><br />ところで、今までは訪問してくださる方の数をなるべく正確に把握したいのでhtaccessなどで直リンクを無効にする方向に持って行っていたのですが、ブラウザごとに降るまいが違ったりとちょっと気持ち悪いのでいったんやめにします。<br />でも、極力直リンクではなくhtmlにリンクを張ってください。よろしくお願いいたします。otophonicshttp://www.blogger.com/profile/12338426573578500407noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-38180310.post-76294007909390592502007-04-16T08:17:00.000-07:002007-04-16T08:27:05.461-07:00友人がおもしろいプロジェクトを提案してきました。<br />まだ詳細は述べられないんですが、とてつもない行動力と実力を兼ね備えた人物なので、なんだか思ってもいないおもしろい方向に伸びそうな予感です。<br />立体音響周りの話ではあるので、いずれここでも述べていけたらと思います。otophonicshttp://www.blogger.com/profile/12338426573578500407noreply@blogger.com0