Thursday, March 24, 2011

Otophonicsは死んだのでしょうか。

いいえ。

私のOtophonicsは長いこと休止していたのですが、結局再開の道を選びました。
現在旧Gadgetsの音源を大幅に新規音源と入れ替えた新しいCDを制作中です。
また、気鋭の作曲家にして朋友小野貴史のアルバム、ニコニコ動画などでも知られるというあるPさんのアルバムなどを制作の予定です。

音源を求めてこのブログまで来られた方は、音楽方面への応用として、小野貴史の作品集をお聴きになってみて下さい。
youtubeのotophonicsチャンネルにあります。

ところで、最近判明したのですが、最近のPCやポータブルプレーヤーはかなりDSPを積極利用していて、例えばあるノートパソコンのWindows7モデルでは、最初からDSPによる「音の明瞭化」が有効になっている模様。
このような環境では立体音響は立体に聞こえません。

必ずサラウンドや低音の補正などの音質補正は切ってお聴きください。

また、視聴に際してはインナーイヤフォンがお勧めですが、当初リファレンスとしていたソニーのMDR-EX90は数年前にディスコンとなり入手できない状況になっています。
その後リリースされたMDR-EX500SLも同様に良好で、これをお勧めしていたのですが、最近偶然購入したオーディオテクニカのdipが非常に良好で驚きました。
前記二つのイヤフォンはどちらも¥10,000を超える、低価格とは言い難いモデルだったのですが、dipは実売で¥1,500程度と非常にお手頃。それでいて低音も豊かに再生し、価格以上の音がします。ちょっと悔しいレベルです。
耳当たりはがさがさしていてコードも固く当たるたびにごそごそいうなど、決して快適とは言い難いのですが、音は価格帯を超えていると思います。
Otophonicsをお気軽に聴きたい場合、このイヤフォンならお勧めできます。
もしこのブログをごらんのメーカーさんなどでお勧めがありましたらご紹介頂けますでしょうか。

というわけで、Otophonicsブログも再開です。